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ルノアールに行こう

何かをしていて、思うように捗らないときはルノアールに行きましょう。集中できて充実した時間がきっと手に入ります。

この記事も今まさに、ルノアールでお茶を飲みながら書いています。

"ルノアール"とは東京都内を中心にチェーン展開する喫茶店のことです。 都内であれば大きめな駅には大体あります。特に新宿と銀座の店舗数は圧倒的です。

彼らのポリシーからすると喫茶店ではなくて喫茶「室」らしい。早速最寄りのお店を検索してみましょう。

喫茶室ルノアール

どんなサービスがあるか

飲み物と食べ物

およそ喫茶ときいて思いつくものは大体あります。ただし、キャラメルマキアートとかメープルなんとかなど、女子が飛びつきそうなのはありません。だからデートには向かないかもしれません。ただし、喫煙したい人なら話は別で一番の候補になるかもしれません。スタバはタバコ吸えないですが、ルノアールはウェルカムです。ちなみにビールも置いてあります。この前、明らかに居酒屋で一杯やってきたような人たちが6,7人でルノアールでビール頼んで二次会してました。極端な例ですがルノアールのポテンシャルの高さを再確認できた貴重な瞬間でした。あとは何気に期間限定メニューも結構な頻度で出てくるので飽きることがありません。

お茶のサービス

注文した飲み物が大体なくなった頃を見計らって「ごゆっくりどうぞ」の一言と共にお茶が出てきます。お茶自体もうれしいのですが、「あ、まだ自分はここにいていいんだ」という気持ちになり、ルノアールの懐の深さに感服するばかりです。お茶は口直しになって大変スッキリします。お店が空いていると、お茶の交換にも来てくれます。エンドレス緑茶。

おしぼりが出てくる

お店に入って席に着くと、お水と一緒にアツアツのおしぼりが運ばれてきます。こいつで顔を拭いて、飲み物を一口。そしたら作業開始です。顔を拭くと俄然気合が入ります。たまに触れないくらい熱すぎるときもあるので手で少しさわってみてベストな温度になっているか確かめてからビニールを開けるようにしましょう。おっさん感丸出しですが、構うもんかです。このあたり、他のコーヒーショップだと薄い紙ナプキンだったりするのでサービスの差を実感してしまいます。ただし、年末年始は紙のおしぼりになるようです。きっとおしぼり業者さんの都合なのでしょう。たまたま年末年始にお店に入ってがっかりしないようにここに書いておきます。気をつけましょう。

パーソナルスペースの広さ

一人当たりのパーソナルスペースが結構広いです。お店によっては少し狭くにセッティングされているところもあるようですが、大体は満足できる広さになっているように思います。椅子もゆったりと腰掛けられるものになっているので、リラックスできます。長居しても疲れません。新橋のお店には机があって左右に仕切りがある席がいくつかありました。ちょっとしたワーキングスペースみたいに使えますね。

電源コンセント&無線LAN

電源コンセントが至るところに配置されています。パソコンで作業をする場合はとても助かります。自分が座った席にコンセントがない場合でもその旨を話すと延長コードを持ってきてくれることもあるようです。あとは初めてのお店で自分でコンセントがどこにあるかわからない場合などは、最初に「コンセント使いたいんですけど」といいましょう。きっといい席を案内してくれます。無線LANも使えるのですがこちらは有料です。Wireless gateなどに加入している必用があります。無線LANが無料になったらすごいんだけどなぁ。

貸し会議室

ルノアールでは「マイスペース」と呼ばれる貸し会議室ビジネスもやっています。1時間あたりの利用料金プラスひとりずつ飲み物を頼む必用があります。ただ、飲み物代入れても他の貸し会議室の費用と比較するとルノアールのほうが安いことが多いです。それでもって参加者からすれば飲み物も飲めるんだからルノアールの勝利でしょう。僕も何度か勉強会を開催するときに利用しています。店舗によって設備の規模が違うので参加人数に合わせて適切なところを借りましょう。プロジェクターも有料ではあるものの貸してくれるところもあるようです。あと、お弁当なんかも頼めるみたいです。

ネットから予約しよう

お得に利用するには

モーニングサービス

朝(開店から12時くらいまで)は飲み物を頼んだ時にモーニングサービスを頼むことができます。80円追加するとトーストとスープとゆで卵が食べられます。他にもたまごトーストだったり、野菜サンドだったり100円前後追加したら食べることができます。なんということでしょう。ただ、飲み物とスープが一緒に出てくることが多いのでどちらを先に飲むべきか悩んでしまうことがあります。ちなみに11時59分ギリギリにモーニングを頼んだ紳士がちゃんとモーニングを堪能していたのでしっかりと12時までサービスをやっているようです。

ルノアールEdy

Edyのルノアール版です。お店のレジで「ルノアールEdyください」というともらえます。これで支払うとなんと飲食代が10%オフ!!これを使わない手はありません。さらにお店によっては月曜日は15%オフにしているところもあるようです。ただ、貸し会議室の費用は割引にならないので気をつけましょう。貸し会議室で頼むドリンクにはEdy使えるんだろうか。

ルノアール利用には欠かせないアイテム

割引券

新店舗ができたとか、何かのイベントが発生したタイミングで100円割引券が配布されることがあります。嬉しいのは新店舗以外でも配布している点。運次第のところもありますが、HPで新店舗オープンの情報が確認できるので券を貰いたい方はそのタイミングを逃さないようにしよう。ただ100円くらいの値引きなので券目当てで遠出するのは何か違う。

その他

英語のメニュー

外国のお客向けに英語のメニューも完備されているようです。気が利いています。たまにメニューに英語と日本語と、色々な国の言葉で書いてある飲食店もあるけどそれだとメニューの体裁が騒がしくなってしまうので、私はルノアールみたいなやり方が好きです。

混んでいる時間帯

お店にもよりますが、自分の体感だと14時〜16時くらいまでが平日・休日問わず一番混むようです。それ以外は大体座れます。自分が一番好きなのは金曜日の夜に仕事が終わった後に家に帰らないで立ち寄るルノアールタイム。空いているし、次の日が休みという高揚感もあって色々捗ります。たまにビール飲んでからお店に行くこともあります。

聞き耳スポット

お客さんの幅・バリエーションが広いのもルノアールの特徴の一つです。年齢的にも色々ですし、職業も実に様々です。勉強をしている人、商談をしている人、怪しい勧誘行為、主婦の井戸端会議、水商売の面談、即席の英会話教室 etc…

ルノアールに行けば色々な人生模様に遭遇することでしょう。そうした人たちの会話が程よいBGMになってくれるのが僕はたまらなく好きです。こちらの一冊はそうしたルノアールでの聞き耳感を知るのにいいかもしれません。でも、本当におすすめしたいのはその場にいってその場限りの会話に聞き耳を立てることです。普段の生活ではまず出会わない人たちの会話はとても刺激的で面白いです。

深夜も営業しているお店の場合

歌舞伎町のお店など、徹夜で作業したい時にはこころ強いのですが12時を迎えるタイミングで追加オーダーを必ず頼む必要があるようです。でもそれで夜通し作業できるなら安いとも思います。

これを読んでルノアールに足を運んでいただけたら幸いです。僕も全てのルノアールに行ったことはないのでゆくゆくは全店舗網羅したいですね。