ゼットログ

よしなしごとを記す

ブログの効能

ブログを読んでいるときに、初めて涙が出た。
ダメな子供にダメな父親がいえること

グッときた

おとうさんもダメなオジサンでさー、誰のために何やっているか分からなくなるときがある。おとうさんが少しくらいがんばっても何も変わらない気もするし。おとうさんのやることに意味も価値もないんじゃないかって。そう考えちゃうと、けっこうむなしいよな。

こういうことを素直に言えることって、とても素敵だと思った。教育する立場の人が同じようなシーンに直面した場合、もうひとつ言い方がある。「おれはこんなにすごいんだから、自分を見習って頑張れ」という趣旨の励ましや説教の類。教育する上でどちらが優れた方法かということは決められないけれど、私は檜山さんのようなやり方が好き。お互いに気が楽だし、信頼関係もより深くなるような気がしている。これは親子でも先輩後輩でも、師弟でもそうだ。上下関係があれば同じことが当てはまると私は思っている。私は父親ではないけれど、後輩にいくつか教えてきた経験から書いている。私も父親になることがあったら自分の子供とは素の自分を出来るだけ出していって素直に向き合っていきたい。

もうひとつの枠は

ちょっと前に「ネットでの言論は質が低い」という話題が出たときにid:hyoshiokiさんが書かれていた記事を思い出した。
ネットの言論って何だろう

一体、おもしろおかしくもない、そんな自分のストーリーを誰が読むのか、とあなたは言うかもしれない。いいじゃないか、例え、世界中の誰も読まないとしても、そのストーリーに興味を持つ人が世界でたった三人だったとしても、誰かが、未来のいつか、あなたのストーリーを発見し、涙を流すかもしれないし、心を癒されるかもしれない。そんな瞬間がくればもうけものではないか。そして、わたしは知っている。世界に三人いるその一人が、未来の自分なのである。

ひとりは「未来の自分」。もうひとりはきっと「自分の家族」だ。口下手な人でも、文字にすると言いたいことが素直に書ける場合もある。ブログは家族間のコミュニケーションツールとしても機能するのではなかろうか。ということで、私もほそぼそとライフログを書いていくことにします。