z.ohnamiのラフロイグ。

まつもと氏の講演より

「ソフトウェアは工業製品ではない」、Rubyのまつもと氏が講演

「世界に冠たる日本の製造業のノウハウを適用することで生産性を上げることができるに違いないという発想がありますが、ソフトウェアは工業製品ではない。そうした誤解を正していきたい」。

あ、これウチの会社のことですw 特に経営陣を筆頭に上層部はこうした考えが大好き。日本でも海外でも、名だたる製造業のプロセスが書かれた本を持ってきてウヒャウヒャ言ったりしている。たぶん、ソフトウェア業界で製造業をリスペクトする人たちって自分でコードを書いたことないんじゃないかな(もちろん、学ぶべきところが全くないといっているわけではない)。いずれにせよ、飛ぶ鳥を落とす勢いの方にこうして堂々と発表していただくと、社内での議論もやりすくなるなと思ったり。
製造業であると誤解を生みやすいのにはほかにも三つ要因がある気がする。

  1. フレームワークなど、便利ツールを使用した開発
    • コードを書かなくても汎用的な部分はある程度自動生成できる点が過大評価されている。
  2. ISO9001など異業種と同じ品質管理基準で測定されること
    • ほかの業種と同じ管理基準で評価されているから。例えば築地市場とかもISO9001が適用されている。
  3. 発注して作るときに標準化や規約に準拠した開発を要求すること
    • オフショアしかり、「規格」を送って「部品」を製造してもらっているという意識。
    • 標準化に対する過度な傾倒は誰が作っても同じコードができるだろうという妙な期待を生む。

こうやって書いてみると、あれだな。開発している人たちが偉くなるしかないな。

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