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よしなしごとを記す

ねこまんまの本

おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136

おとなのねこまんま あったかごはんを極うまに食べる136

思わず買っちゃった

どなたかがネットで紹介されていたのを読んで、思わず買ってしまった。どのページをめくってもひたすらねこまんまが載っている。全ページ、フルカラーの写真入りでねこまんまの魅力を全力で伝えようとしている。ごはんが好きなら、眺めているとまず食べたくなるはず。そして、食べたくなったときに簡単に作れてしまうのがいい。「かつぶし系」「みそ汁系」「たまご系」など、各ジャンルを代表する基本的なねこまんま(これだけでも十分に美味しい)の作り方がまず書かれていて、そこから発展させたねこまんまを紹介していく構成だ。ひとり暮らしで、料理に時間をかけたくない人にもいい本だと思う。お行儀が悪いと実家で怒られてきた人も、ひとりなら誰の視線にも気兼ねすることなく楽しめる。のせる具材の効果でカフェメシのようなねこまんまもいくつか掲載されている(イタリアンねこまんまタコライスねこまんま など)。

発想がいい

景気が悪くて内食回帰だとか、巣ごもり消費だとかいわれているときにまさにピンポイントでツボを突きにきた本だ。節約はややもすると、気持ちが暗くなりがちだ。そうした心境のなかこの本は「楽しくて美味しいご飯」を食べて節約するという光明をもたらしてくれる(大げさ?)。不景気でものが売れなくても発想次第でいろんな売りかたがあっていくらでもチャレンジできるということだね。