z.ohnamiのラフロイグ。

「技術力」という言葉は単体で使わないほうがいい

id:lieutenantさんの記事を読んで、ああこれは私がいつも思っていたことと関係があると思ったのでちょろっと書いてみよう。
http://d.hatena.ne.jp/lieutenant/20090211#p2

話が曖昧になってしまうから

これにつきます。特に何かを評価するとき。「わが社には技術力がない」「ウチの若手には技術力がない」スピーチあたりでこの台詞をいうとついつい、「そうなのか」と頷いてしまいがちですが、何を言っているのかさっぱりわからない。「技術力」という言葉は取り扱う範囲が広すぎるから単体で使っていては問題点を指摘することにならない。技術力、と聞いたときに人によって浮かんでくるイメージはまったく違うはず。だから、本年度の目標などを偉い人が掲げたりするわけですが「技術力の向上DA!!」なんて堂々と宣言していたら職務を放棄しているのと同じです。もっと具体的にしなければならない。何の技術力なんだ?ネットワークなのか?データベースなのか?それともクラウドコンピューティングなのか?「技術力」と同類のものに「コミュニケーション能力」という言葉もあると思います。これもいけない。ある人は「電話応対の悪さ」をイメージし、またある人は「飲み会が盛り上がらないこと」を思い浮かべるでしょう。

あえてそういってるんだ?

どこかで読んだ本で、戦闘で司令官は具体的な戦術を設けないほうがいいといったことが書いてあったのを思い出した。目標だけを言えば後は各自が勝手に考えて最善の行動を取るという考え方。そのほうが結果的にうまくいくというお話。ただ、これは「具体的な」目標を設定しておかないと駄目だと思う。「勝て!!」「○○を倒せ!!」って言うだけでは駄目なわけです。それこそ、トップのみが俯瞰できる視点から現場の兵士達を導かなくてはならない。「風上から攻めろ」とか「兵糧攻めで勝つ」とかいったほうがいいんです。あんまりいい例えが出てこないorz

みんなで考えるときにはいい言葉

「わが社にとって足りない技術力とはなんだ?」というように社員の間で議論するときのスタート地点としてこうした曖昧な言葉を使うのは正しい使い方だと思う。あれこれと意見交換をして具体的に洗い出していったらいい。

スッキリした。

広告を非表示にする