z.ohnamiのラフロイグ。

メインフレームのポータルサイトができた!!

DB2の王子さま、SIMさんが以下の記事でメインフレームのポータルサイトを紹介されていた。読んだとき、ちょっと感動して声を上げてしまった。それぐらい、元メインフレームで仕事をしていた私にとっては衝撃的だった。
http://db2.jugem.cc/?eid=1614

今でも職人芸がまかりとおる

しかも単なる操作手順が職人芸として評価されていたりする。メインフレームによるシステム構築と運用・保守が正解か不正解かは別としてオープン系あたりと比較したときにエンジニア間での技術情報の共有が絶対的に欠けている。実際にメインフレームに携わる現場で仕事をしていたけど閉鎖的だった。「なぜ閉鎖的になるのか?」を自分はこう考えている。

  • 書籍、ドキュメントがない

ベンダーは充実したマニュアルを提供してくれているけど初学者には敷居が高い。さらには出向していると、ユーザーさまのところにしかマニュアルがなかったりして、読むにもいちいち承認が必要だったりする。結果、先輩から口語で教わることになる。最初はむしろその方がわかりやすいし、理想的な学習方法だろう。しかし、根本を理解して考えて対応する力を得るには自学自習でメインフレームの仕組みを学ぶ必要がある。単なる作業員としてのスキルを持ったあと、システム全体の最適化やユーザー様の業務要件の実装を一緒に検討することができるような要員を目指す、第二段階へ進むためのハードルが高い。

  • 自分で気軽に検証できる環境が手に入らない

VMwareで仮想化とか言っている場合じゃない。家で試せないし、会社でも気軽に試せない。マニュアル読むよりも手で操作して学ぶというやり方ができない。それこそ、テスト環境でもお客様や上長の承認が必要だったりする。

  • 徹底した分業体制

DB係、ストレージ係、ジョブ登録係といったように業務は分業体制で行われる。さらに、違う会社が複数混ざり合って分業していることもあり、要員のローテーションをうまく回すことができない。どうしてもひとつの業務を淡々とこなすだけになってしまい、自分のスキルの幅を広げるのが難しい。変に仕事を取りにいこうとすると契約外だとか、仕事奪うなって話になって他の会社とギクシャクしてしまう。

  • 寡黙な経験者が多い

必要以上のことしか話さない人が多い気がする。これは私の偏見かもしれないけど。あんまりコミュニケーションが得意な人が少ない。特に年配の人たちは。だがしかし、そういう人ほど百戦錬磨でとてつもない知識を持っていたりする。でも、会議での話の進め方は下手だったりする。そこはご愛嬌か。

なんか文句しか言ってないけど

上だけ見ると悪いイメージしか与えかねませんが、いいところもある。それはまた、別の機会に書こう。いずれにせよ、紹介されているポータルはそうしたメインフレームの現場で仕事をする上で不足している部分を補ってくれる素晴らしい取り組みだと思う。

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