z.ohnamiのラフロイグ。

OSC 2008 Tokyo/Fallに行ってきた(一日目)

2007 Tokyo/Springに引き続き、今回も参加して情報収集をすることにした。春と秋で場所が変わるのは面白いね。京急蒲田に初めて上陸した。主にDBネタを中心にセッションを聴いてまわった。

MySQL

高可用性をテーマにしたものとMemcachedをテーマにしたものと、ふたつセッションがあったので両方参加。高可用性を実現するためにMySQLで何ができるかをひととおり把握することができた。レプリケーション機能とClusterは知っていたけど、DRBDは知らなかった。DRBDに関する情報はこれを機会に押さえておこう。あとはMemcachedとMySQLのお話。と、いってもそれほど濃い話ではなかった。両者を組み合わせた事例とか期待してたけどあまりそういったものはなく、Memcached単体の説明とMySQLの周辺ツールの説明が主だった。それはそれで参考になったし、面白かった。その中でLuaを使って、MySQL Proxyをいろいろと拡張できるよって話を聴いた。Luaって流行っているのかな。確かTokyo TyrantでもLuaを組み込むという話をされていたブログがあったし。http://alpha.mixi.co.jp/blog/?p=236 両方のセッションとも冒頭でMySQLの無償版と有償版とでサービスがこんな風に違いますよって説明をしていた。これってSUN側で説明することを義務付けているのかな。Tokyo/SpringでGlassFishの説明していたときも最初に営業っぽくサポートサービスとか話をしていた気がする。

PostgreSQL

病院の情報システムをPostgreSQLで構築した事例を聴くことができた。ベンダーに仕事を依頼をしないで病院の情報システム部が内製でシステムを作る理由はとても興味深かった。整理するとこんな感じ。

    1. ベンダーは要件定義からはじめるから、システムが出来上がるまでに時間がかかる。しかも料金が高い。
    2. ベンダーは現時点で最高性能のH/Wを提案してきたりするからいやだ。
    3. ベンダーを通して開発すると病院内の決裁プロセスを通さないといけないから内部調整に時間がかかる。

私は今SIerで仕事をしているので耳が痛かったw 参考にもなった。たしかにそうだね。僕らはヒアリングから入るものな。業務知識があるとしても、常連のお客様が相手だとしても、やっぱり何を作りたいかは質問を重ねて話をして確定していくわけだし。だから、外注するくらいなら自分たちでフットワークを軽くして作っていったほうがいいという展開だった。おっしゃるとおりです。そのほうがシステムへの愛着も湧くしね。
セッション中ではベンダーっておっしゃっていたけど、きっと「ベンダー」という言葉の中にはシステムインテグレータとかソフトウェア開発会社という意味も含まれていると私は理解した。

OSSのライセンスの話

これも興味深い話だった。NEC社の方がスピーカーをされていた点。ここにとても意味があると思った。BSD,GPL,LGPLといったように主なライセンスの体系を整理できたのがよかった。あとは企業がOSSを採用して開発するにあたって、確認すべきポイントをまとめてくださったのがわかりやすかった。僕たちがシステムやソフトウェアのアーキテクチャを考えるときにライセンス体系を意識してスタックをくみ上げていく必要があることを認識できた。再配布のときにライセンス的に矛盾しないかを設計の段階から早期に意識したほうがいいのでしょうね。このテーマはぜひ会社に持ち帰って話をしようと思う。ライセンスについて社内勉強会でもやろうかな。

気がついたこと

先のNEC社が発表していた件もそうだし、Microsoft社が展示ブースで出展していたりした。OSSを取り巻く環境が変わってきているなぁって感じた。あと、女性の参加比率も多くなってきている気がするのは気のせいだろうか。OSCもそうだし他の技術系セミナーやイベントを考えたときに。

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